Apple Account(旧Apple ID)を削除はだめ

よくあるのがApple Accountのパスワードが分からなくて消したい。
機種変更しようとした時などに起きる問題ですが気持ちはわかります。

でもだからと言ってApple Accountの削除(登録削除)してはいけません

この削除はAppleに登録されているあなたの情報(Apple Account)を消すだけでiPhoneからは消えません。それどころかソフトのアップデートもできず中古として売ることもできなくなり、リサイクルというゴミになってしまいます。

重要なのは古いiPhoneが使えているうちにパスワードを変更すること。

Apple Accountのパスワードを変更する

設定で自分の名前がまだ出ている状態ならば新しいパスワードを設定できます。
今のメールアドレスが使えないものでも新しいメールアドレスは問題なく追加できます。追加が完了したら古い方を消せば良いと思います。

ここまで来たらあと一つ、2ファクタ認証に家族か自宅、あるいは2台目の電話番号を追加しておく事。

これでよほどのことがなければ新しい機種でサインインに困ることはないと思います。
それでもどうしようもなかったらAppleのサポートに連絡しましょう。

間違ってもApple Accountの削除はしないように!

【裏技】iCloudの共有アルバムは危険

2025.5.21 追記
もっと重要な問題点を見つけました。
共有アルバムが機能しない場合
こちらの下の方にとても大きな問題点が。

共有した場合、写真は長辺が最大 2,048 ピクセルに縮小され、パノラマ写真の最大幅は 5,400 ピクセル、ビデオの解像度は最大 720p になります。

つまりオリジナルではなくなるという事。ご注意を。

写真を無料で保存できる仕組みとしてiCloud共有アルバムを勧めているサイトがある様ですがとても危険です。といってもセキュリティ的に危険なわけではありません。
保存先として不適切という事です。

なぜならば、、、、永続できるとは保証されていないから。

iPhoneユーザガイド(共有アルバムを作成)

こちらを読むとどこにも保存先とは書かれていません。
最も気になるのは「共有アルバムから自分自身を削除する」にある
写真ライブラリに保存またはダウンロードした写真は〜削除されることはありません。

つまり、ダウンロードしておかなければ消えることがありますという事。
保存に関して明確には書かれていませんが最初にある
共有アルバムを使いたいデバイスで、Apple Accountにサインインする必要があります。

この記述を深読みするとサインインしていない状態になると共有アルバムは使えなくなる?のかもしれません。事実いつの間にか共有アルバム自体がなくなったという話が時々出ています。

確かにApple Accountがあれば共有アルバムが作れて5000枚という制限はあるけど容量制限のない素敵な仕組みだと思います。
でもこれは写真を「共有」するための物。保存先ではありません。

オリジナルはどこか安全な場所に保管しておきましょう。

ファイル数などの制限はこちら
共有アルバムの制限