iPhoneでメールアプリを使う場合の注意点

たぶんAndroidのメールアプリでも同じだと思いますがメッセージアプリではなくメールアプリを使っている方は以下の点について注意しましょう。

・Fromに送り主の名前が入る。
 パソコンのメールを使っている人ならわかると思いますが自分の情報として設定した名前とメールアドレスが相手に送られます。
iPhoneの場合は設定アプリの「メール/連絡先/カレンダー」にあるアカウント情報の中に名前があります。下手に触るとメールが送れなくなったりしますので注意してください。
場所は「IMAPアカウント情報」の名前、「ICLOUDアカウント情報」の名前などです。
auで以前のリアルタイム受信を設定した方は途中で名前の入力があったはずです。

通常は名前が入ってても困らないと思いますがハンドルネームや通称名と使い分けたい方は空欄にするかメールアドレスをそのまま入れるなどの対応をした方が良いでしょう。

・Toに自分のアドレス帳の名前が入る。
 相手の方がガラケーだとほとんど問題は起きませんがスマホだとあなたが入れたアドレス帳の名前が相手のメールの宛先として送られてしまいます。

iPhoneならば連絡先の「姓」「名」欄を引っ付けた名前が相手に届きますので自分でわかりやすくするためにあだ名とか入れるのはやめましょう。

iCloudの「自分のフォトストリーム」に注意

勘違いしている人がいるといけないので注意喚起です。
「自分のフォトストリーム」はバックアップではありません。
あくまでもiOS端末とパソコンとの写真の転送を手助けする機能です。

MacならばiPhotoアプリを動かす事で「自分のフォトストリーム」からMac内のiPhotoライブラリに転送することが簡単にできます(iOS端末を繋ぐ必要はありません)

じゃあもし転送しないで時間が立つとどうなるのか。
30日経つと勝手に消えます。

大事な写真は「自分のフォトストリーム」ではなくパソコンに転送して保存してください。カメラロールに残っていれば消えませんが端末が壊れたら取り出せなくなります。

ご注意を。

iPhoneのメッセージアプリとメールアプリの使い分け(違い)について

2016.4.7追記
 こちらも参考にしてください。
iCloudメール、携帯メール、iMessageの違いと注意点

2015.5.26修正追記
 全体を今の情報に修正しました。

2014.11.23追記
 auについての記述が古いのであくまでも参考にしてください。

簡単にメッセージアプリとメールアプリの違いを整理。

  • メッセージアプリ
    SMS(Cメール)とMMS(Eメールの様な物)の送受信ができます。
    (これ以外にiPhone同士でメッセージをやりとりするiMessageが使えます)
    MMSを使う場合にはiPhoneの設定で「MMSメールアドレス」を正しく入力しましょう。また設定の「MMSメッセージ」は絶対にオフにしないこと。オフにすると新着メッセージが勝手に消えます。

    メッセージの情報はiPhoneの中に保存されているのでPCなどへiTunesを使ってバックアップできます。MNPしても正しく移行すると残ります。

  • メールアプリ
    パソコンのメールソフトと同様にIMAP、Exchage、pop3を使ったメールの受信とSMTPによる送信ができます。
    またiCloudを設定すると自動的に@icloud.comのメールが設定されます。
    各社プロファイルという設定済みファイルを用意しており、簡単に使える様工夫していますが、インストールがちょっとわかりにくいです。
    複数のメールが設定されている場合はどのメールアドレスから送信するかの選択ができますが、iPhoneの設定で初期値を選ぶこともできます。

    このメールはiPhone内に保存されていません。設定を消すとそのアドレスのメールはすべて見えなくなりますが再設定すると復活できます(pop3を除く)
    MNPする場合には転送するなどしておかないとメールが消えます。

基本をふまえてキャリアごとの違いをまとめると。

auの場合。

  • 基本
    @ezweb.ne.jpのメールをどちらかのアプリを使ってやりとりします。EZwebのメールアドレスを別々に設定することはできません。両方に同じ内容を受信することはできます(送信は別々になるので注意)

  • メッセージアプリ
    auサポートからメール設定で「メッセージアプリ(MMS)でEZwebメールを利用する」を選択することにより@ezweb.ne.jpのメールをMMSとして送受信できます。
    他社やPCからの添付写真などが正しく受け取れないことがあるので、そういう用途が多い人はメールアプリの方が良いと思います。
  • メールアプリ
    「メールアプリ(Eメール)でEZwebメールを利用する」の方を選択するとIMAPのサービスとして@ezweb.ne.jpのメールが送受信できます。

ソフトバンクの場合

  • メッセージアプリ
    MMSとして@softbank.ne.jp(ソフトバンクの一般的なメールアドレス)が送受信できます。
  • メールアプリ
    Eメール(i)というiPhone専用のメールアドレス(@i.softbank.jp)が送受信できます。
    他社には同様のサービスは無いのでMNPする場合には注意が必要です。またAndroidなどに機種変更すると使えなくなります。

 ソフトバンクのメール・メッセージ(操作・設定)で説明されています。

ドコモの場合

  • メッセージアプリ
    ドコモメールの送受信には使えません。SMSの送受信とiMessageに使えます。
  • メールアプリ
    ドコモメール(spモードメールのクラウド利用)が送受信できます。
    spモード(iモード契約可)の契約のままではメールが使えないのでspモードで利用する設定(メールアドレス入れ替え設定)が必要です。またspモードメールのクラウド利用も必須です。
  •  NTTドコモのドコモメールで説明されています。