iPhoneで撮影した写真を新しいiPhoneなどに移す方法

iPhoneで撮影した写真は他の機種と違って簡単にSDカードに入れたりはできません。そのため機種変更したときなどに移す方法をしらないと無くなってしまう事があります。

特に危険なのがiCloud(Apple)のバックアップ。
iOS8.3以降(iOS9など)の場合には「iCloudフォトライブラり」をオンにしておけばバックアップできます。ただし以前のiPhoneで撮影した写真が表示できる様に一時コピーされるだけなのでご注意を。

iOS8.2以前のiOSをお使いの方はiCloudに写真はありません。
(フォトストリームはバックアップではありません)
バックアップを取る方法は幾つかありますので事前に行いましょう。

○PCに繋いでバックアップ
 注意点 家族で共有しているパソコンには繋がないこと。電話帳などが入り混じってしまいます。

○キャリアが用意している写真バックアップクラウドを使う
 専用のアプリをインストールする事により無料で使えるの物があるのでそれを使うと良いでしょう。この場合はAndroidなどに変えた場合にも戻せます。
 注意点 MNPしてキャリアが変わると消えてしまうので使えません。

○その他のWeb写真公開サーバのサービスを使う
 Google Photoなどのサービスでバックアップすることもできます。
 注意点 設定をよく確認しないと全世界の人に写真を公開してしまうことになります。

携帯ショップの人もよく知らなかったりするので、詳しそうな知人に相談する方がいいかもしれません。
特に下取りに出す予定の人はしっかり確認しておきましょう。

ご自分のパソコンにiTunesを入れて直接繋いでバックアップするのが間違いは少ない気がしています。

iPhoneで新規にApple ID(無料の@icloud.com)を作る手順 iOS8.4.1版

2015.12.30 追加
 こちらのリンク先にある手順は新たにAppleが提供する無料の@icloud.comのメールアドレスを取得してApple IDとするもので、確認メールが届かない問題がおきませんのでおすすめです。
方法は途中で出てくる「既存のメールアドレスを使用」をやめて「無料iCoudアドレスを入手」を選ぶだけです。
もしすでに新規作成で「既存のメールアドレスを使用」を選んでアプリのダウンロードや購入がまったくできていない方は、少し手順が変わりますがiPhoneの「設定」-「iCloud」-「サインアウト」を行ってから、「Apple IDを新規作成」へ進むと作れます。

2015.10.5修正
・iOS9と書いていましたがiOS8.4.1でした。

新規にiPhone6sなどを購入した方への作成手順です。

注意事項
・以前にiPhoneを使ってた人は新たに作ってはいけません。
・携帯ショップで初期設定してもらった方は、すでにApple IDを持っているはずなので作ってはいけません。
・iTunesで音楽を買ったことのある人は作ってはいけません。
持っているApple IDを使ってサインインしましょう。
そうしないと買った音楽が聴けなかったり、アプリが使えなかったります。

新たに作くる方はこちら(画面キャプチャー)をみてください。

※AppleIDはAppleのiPhoneやiTunesを使う時に必要な登録IDで、通常はメールアドレスです。

※auをお使いの人はau IDとApple IDを間違えないようにしましょう。

※iCloudはAppleが提供しているクラウドサービスで、サインインにはAppleIDが必要です。
(AppleIDを作成すると自動的にiCloudの領域が作られ、使えるようになるので混同している場合があります)

iCloudサービスの一部
@icloud.comのメールアドレスを提供。
5GBの無料ストレージを提供。
iPhoneを探す機能を提供

詳しくはApple iCloud

iCloudの「自分のフォトストリーム」に注意

勘違いしている人がいるといけないので注意喚起です。
「自分のフォトストリーム」はバックアップではありません。
あくまでもiOS端末とパソコンとの写真の転送を手助けする機能です。

MacならばiPhotoアプリを動かす事で「自分のフォトストリーム」からMac内のiPhotoライブラリに転送することが簡単にできます(iOS端末を繋ぐ必要はありません)

じゃあもし転送しないで時間が立つとどうなるのか。
30日経つと勝手に消えます。

大事な写真は「自分のフォトストリーム」ではなくパソコンに転送して保存してください。カメラロールに残っていれば消えませんが端末が壊れたら取り出せなくなります。

ご注意を。